スポンサーサイト 

カテゴリ:スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

やよい「はにぃ、だーいすきなの!」 

カテゴリ:アイマスSS

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 16:13:48.97 ID:FosjDm9f0

P「俺もだいすきだよやよい!!」ガチャッ

やよい「あっ! だ、だめですよ、プロデューサー!」

P「へ?」


カーット!


P「あ」

やよい「もー、まだボーナストラックの収録中ですっ!」

P「お、おお、そうだった……ごめんな。俺としたことが……」

やよい「あの、ごめんなさいスタッフさん。もう一回、最初からやってもらってもいいですかー?」

P「すみません……」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 16:19:36.73 ID:FosjDm9f0

TAKE8

やよい「プロデューサーさんっ! どーむですよ、どーむぅっ!」

やよい「くっ。真面目にやってください、プロデューサぁ」

やよい「うっうー! ハイ、ターッチ! いぇーい♪」

P「いぇーい!」

パチンッ

やよい・P「「あははっ! あはははっ! やったー!」」


カーット!


やよい・P「「あっ!!」」

律子「おい」

P「あ……り、律子……」

律子「うふふふ♪ ちょ~っとこっちに来てくださいます~?」ゴゴゴ


6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 16:25:27.72 ID:FosjDm9f0

スタジオ裏

律子「……プロデューサー? 私が言いたいこと、わかります……?」ゴゴゴ

P「う……り、律子、エビフライがすごい角度になってるぞ……まるで鬼みたいだ」

律子「うるっさい! これで何回、あなたのせいでNGになったと思ってるんですか!?」

P「ええと……かれこれ8回ほど……」

律子「わーかってるなら! 少しは自重してくださいっ!」

P「はい……」

律子「もう……やよいのことになると、ほんとどうしようもないんだから」

P「……あれ、そういえば春香は?」

律子「春香なら、先に帰らせましたよ。もうトーク部分は収録したし、いつ終わるかもわからないし」

P「そ、そっか……すまないな」

律子「ったく……。やっぱり事務所に縛り付けてくるんだったかしらね」

P「お、おいおい! それだけはやめてくれよっ! せっかくのやよいの晴れ舞台なのに!」

律子「その晴れ舞台を邪魔してるのは、ど・こ・の! だ・れ・で・す・かっ!」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 16:32:34.52 ID:FosjDm9f0

P(やよいの……いや、やよいだけのじゃない。正確には、765プロのアイドルみんなのだな)

P(みんなにとって初めてのソロCD、アイドルマスターマスターアーティストの発売が決定された)

P(そこで今回、CDの最後に収録されるボーナストラックとして……)

P(765プロアイドルみんなのモノマネをする、ということになったのだが……)


TAKE9



やよい『へっへー。今日のボクは、ふぇろもんバリバリですっ! がつーんといきましょーう!』

やよい『プロデューサー、そんなこともできないんですかー? しっかりしてくださいっ』

P「っ! つ、次は――」

やよい『……この、へんたい、どへんたい、だへんたい!』

P「あっ、あああっ、ありがとうございますっ!!!!!!!!!」


カーット!!


P「えぇっ!? ウソだろ!」

P(やよいのモノマネが可愛すぎて俺の心がかき乱れてしまい、収録が難航しているのであった)


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 16:37:51.25 ID:FosjDm9f0

律子「プ・ロ・デュ・ー・サー……?」ゴゴゴ

P「だ、だって今の! 今のは別に邪魔してなかっただろ!? スタジオにも乱入しなかったし!」

律子「声が大きいんですよっ! 完全にマイクに入ってるじゃない!!」

P「えー……そうかな……最近のマイクってこんな雑音まで拾っちゃうのかよ……」

律子「駄々をこねる子どもか……! ……これはもう、わからせてやるしかないみたいね」

P「へ?」

律子「いいですか? 今から私が言うこと、よーく聞いてくださいよ」

律子「これは聞けばさすがのあなたも、その態度を改めざるを得なくなりますから!」

P「ほう……」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 16:44:39.07 ID:FosjDm9f0

律子「えー、まず。例えばあなたが、やよいのことを全く知らない一般人だとします」

P「やよいを忘れることなんて出来ないよ! あほか!」

律子「例えばって言ってるでしょこのばか!」

P「うぐ……は、はい……私は、あほでばかな、ダメダメプロデューサーです……」

律子「ん、よろしい」

P「生まれてきてごめんなさい……」

律子「……ちょ、ちょっと言いすぎちゃったかな。そこまでへりくだらなくてもいいですよ、土下座をやめてください」

P「ありがとうございます……」

律子「とにかく! そこであなたは、たまたま立ち寄ったCDショップで、ひときわ光り輝いていたやよいのCDを手に取ります」

P「ジャケット、めちゃくちゃ可愛いもんな!」

律子「あらまぁ、随分立ち直りの早いこと……ま、ジャケットの可愛さについては確かにそうね」

P「あれを撮るのは苦労したよな。なんせ、生きたままのクマちゃんバーガーを……」

律子「ふふっ、あのときのやよいったら……っとと、いけないわ、また話がそれちゃった。続けますね」

P「あ、はい」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 16:52:26.84 ID:FosjDm9f0

律子「そして、やよいの姿に一目惚れした一般人のプロデューサー!」

P「うんうん。一般人のPって、なんか変な日本語だけど、まぁいいとしよう」

律子「同時発売されていた春香のCDと合わせて、合計二枚のCDを持って、レジに向かいます」

P「え、春香の? どうして?」

律子「春香のCDの裏側を見てください。特別ゲスト、高槻やよいって書いてあるでしょ?」

P「あーなるほど、こりゃ買わざるを得ない」

律子「ふっふっふ……ゲストっていうのは、場を盛り上げるだけじゃない。こういう効果もあるんですよ」キラン

P「さすがだな……明らかに俺より色々考えてる。もう本当にプロデューサーになってもいいんじゃないか」

律子「ま、とりあえず今はアイドル活動がありますからね。中途半端にはしたくないので、そっち優先です」

P「真面目だな……まぁ、律子のそういうところに惚れたんだけどさ」

律子「え」

P「あ、でも、やよいのことを知らなかったってことは、春香のことも知らないんだろ?」

律子「…………」

P「それなのに、二枚もジャケ買いするかな……ま、いいか」

律子「……え、えーっと……何かノイズが聞こえた気がしたけど、気のせいよね。つ、続けますね!」


24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 16:58:48.34 ID:FosjDm9f0

律子「おっほん! えー、家に帰ったあなたは、さっそくプレーヤーにやよいのCDをセットします」

P「その前に歌詞カードを開く派だな、俺は」

律子「あら、そうなんですか?」

P「うん。パラパラとめくって、それから……」

律子「へぇ……でもそれじゃ、ネタバレ食らっちゃうじゃない」

P「ネタバレ? 歌詞のネタバレってことか?」

律子「そーですよ。やっぱり一番最初にCDを聴くときは、頭を空っぽにして……」

P「あー、確かにそう言われてみると……律子がそう言うなら、今度からはそうしようかな」

律子「ふふっ♪ ぜひ、そうしてくださ――」

律子「……って、もう! そんなことはどうでもいいんですよっ!」

P「あはは、また見事に脱線したなぁ」

律子「ぐぐ……だ、誰のせいだと……!」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:05:41.80 ID:FosjDm9f0

律子「と・に・か・く! 歌詞カードを見るなりなんなりしたあと、あなたはやよいのCDを再生しますっ」

P「ふむ……」


~ Pの脳内 ~

『ふれーふれーがんばれ さあいこう♪』

『ふれーふれーがんばれ 最高♪』


P「キラメキラリが流れてきた!」

律子「このCDの為に収録された新曲ですよ、新曲!」

P「さいっこうだな! 早口言葉で一生懸命歌ってるやよいかわいいっ!」

律子「ふっふっふ……反応は上々ね! これは本当にもしかして、100万枚達成も夢じゃないかも~!」

P「やよいはかわいいなぁ!!」

律子「そして曲が終わったあとに聞こえてくる、甘々のほほんトーク!」

P「やよいはかわいいなぁ!!! じゃかじゃん!!!!」

※Pはいま心から一般人になりきっているので、知っているはずのCDの内容は忘れています


30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:13:07.44 ID:FosjDm9f0

律子「さてと……最後の曲『 i 』の再生を終えて、トークを含めてCDを一通り聞き終わりました」

P「良いCDだった……掛け値なしに」

律子「ズバリ、どんな感想を持ちましたかっ!?」

P「やよいちゃんって、かわいくて健気で元気いっぱいで、とってもすごい。これからも応援してあげたい」

P「あと特別ゲストの春香さんもかわいいなって思いました」

律子「うーん、小学生並の感想だけど、なかなか好感触ね! これは間違いなく売れるわ~フッフッフ……!」

律子「おぉっといけないいけない、つい……でも、実はまだまだ! CDは終わっていなかったんですよっ!」

P「なんだってー!?」

律子「……ボーナストラック」キラン

P「!」

律子「そう! このCDはやよいも言ってるように、ボーナストラックが入った、超、超オトクCDだったんですっ!」

P「あ、あ、あ……はやく聞きたいっ!」

律子「もう、そう急がないの。まずはキラメキラリのカラオケverを聴いて……」

P「フレーフレーガンバレ、サイッコォォォォ!!」ガタッ

律子「ふふふ……」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:20:20.98 ID:FosjDm9f0

うわ地震つよい


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:23:48.11 ID:FosjDm9f0

地震収まったので再開する


34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:24:34.10 ID:FosjDm9f0

律子「そして待ちに待ったボーナストラック……」

P「……」ドキドキ

律子「やよいのモノマネが始まりますっ! わーパチパチパチ!」パチパチ

P「うっわこれ完全にやよいだわ! 全然誰にも似てねぇ! でもめっちゃなんていうか!」

律子「かわいいでしょう~?」

P「うん!」

律子「……でも、よぉ~く想像してください……もうすぐ、そう、伊織のモノマネのところ……」

P「え……?」


~ Pの脳内 ~

『……このへんたい! どへんたい! だへんたい!』

『あっ、あああっ、ありがとうございますっ!!!』

~ 脳内再生おわり ~


P「!?」

律子「おわかりいただけただろうか……」


38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:31:12.74 ID:FosjDm9f0

P「野太い成人男性の声が聞こえた……」

律子「気分はどうですか?」

P「ウキウキだったのが台無しだよ……」

律子「それはなぜ?」

P「俺はやよいの声が聞きたかったんだ。やよいの拙いモノマネ、脳みそをトロけさせるような甘い声」

P「それなのに、どこの誰かも知らない男の声が耳に入るなんて……」

律子「そうね……そのとおりだわ」

P「っていうか、やよいもトークで言ってたけど『プロデューサー』って誰だよ! 俺か!」

律子「まぁ、そのへんの発言については、他の皆にも注意しとかないといけないわね」


律子(――この私の発言がブーメランになってそのまま自分に返ってくるとは……)

律子(このときの私はまだ幼すぎて、予想もしていなかったのでした)

律子(でも別にあれくらいはセーフよね。他の皆に比べたら……うん)


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:36:19.52 ID:FosjDm9f0

律子「とにかく、こんなもん発売したらクレームもんですよ! 返品返品、返品の嵐!」

P「うう……そ、そんな……」

律子「初め出した記念すべきソロCDが、謎の男性の声入りの呪いのCDだなんて……!」

律子「……あ、でもまぁ、そういう面での需要はあるかもしれないわね……うーん、意外と話題を呼ぶかも」ブツブツ

P「お、おい、律子?」

律子「……おっとだめだめ! アイドルはね、イメージがすべてなんですからっ!」

P「そ、そうだな!」

律子「在庫の山を抱えた我が765プロは、その後発売される他のみんなのCDの売り上げも伸びず……」

律子「満を持して発売された、律っちゃん待望のセルフプロデュースCDも、全っ然売れない状況に……!」

P「……律子……」

律子「うう……!」

P(泣いている……嘘泣きだけど)


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:43:51.81 ID:FosjDm9f0

P「……」

律子「……――うさん」

P「え?」

律子「倒産ですよ、と・う・さ・んっ!」

P「な、なんだって!? まさかそんな……!」

律子「いーえ、起こりえないことではありません!」

律子「このマスターアーティストシリーズに、どれだけ予算を使っているかはあなたも知っているでしょう?」

P「……そうだ……これは765プロの今後の命運をかけた、勝負のCDだったんだ……」

律子「……やーっと軌道に乗り始めた765プロは、倒産の危機に陥ってしまうんです!」

律子「それもこれも、あなたが文字通り余計な口出しをするからっ!!」

P「!!!!」

P(お、俺は……一体、なんてことを……!)


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:50:06.05 ID:FosjDm9f0

P「……律子、俺……間違ってたよ」

律子「……わかってくれましたか」

P「ああ……愛あればこそ、自分を抑えないといけないときもあるんだな」

律子「ふふ……そーです、そーなんですよ!」


<それじゃあやよいちゃん、そろそろテイク10、いくよ~

<はーいっ!


P「おっと……再び収録が始まるみたいだ。でも、テイク10?」

P「俺達が話し始めた頃、つまり結構前にテイク9をやってたような……」

律子「実は私達のやり取りはすべて、五分にも満たない短時間のうちに行われていたんです」

P「へー、そうだったのか」

律子「そうです。だから私達が話してる間に収録が終わってた! なーんてことにはなりませんでした」

P「へー、そうだったんだな」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 17:56:02.25 ID:FosjDm9f0

P(今度こそ……今度こそ俺は、やよいの邪魔をしないぞ!)


――――――――――――――――――――――――
TAKE10

やよい『プロデューサーさんっ、どーむですよ、どーむっ!』

やよい『くっ。真面目にやってください、プロデューサぁ』

やよい『うっうー! ハイ、たーっち! いぇーい♪』
――――――――――――――――――――――――


P「……っ!」グッ

律子(ここまでは順調ね……さっきつまづいた、ハイターッチの部分でも自分を抑えられているわ)

P「……な、なぁ律子」

律子「え?」

P「……こ、ここまでは……なんとかなったけどさ……」プルプル

律子「……」

P「き、きっと俺……アレだけは、耐えられない気がするんだ」

律子「……アレ、ですか?」


47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:02:11.50 ID:FosjDm9f0

 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やよい『あらあらー。プロデューサーさん、どんまい、ですよ。うふっ♪』

やよい『へっへー。今日のボクは、ふぇろもんばりばりですっ! がつーんといきましょーう!』

やよい『プロデューサー、そんなこともできないんですかー? しっかりしてくださいっ』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


P「ああ……美希の……いや、覚醒美希のモノマネ」

律子「っ!」

律子(確かに……やよいの『はにぃ』の破壊力は半端じゃないからね……)

P「だから……自分を抑えるために、律子にも協力して欲しいんだよ。いいか……?」

律子「……ええ、なんでも言ってください」


50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:07:35.71 ID:FosjDm9f0

 
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
やよい『この、へんたい、どへんたい、だへんたい!』

やよい『うぅー……こんなだめだめなわたしは、穴掘って、埋まっておきますぅ……』

やよい『そんなにがんばらなくていーよぉ。テキトーにいこぉ。あふーっ』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――


律子「え……」

P「……頼むな」

律子「わ、わかり……ました。でも、そんな……」

P「! 来るぞ……覚醒美希だ!」

律子「……!」


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:13:15.83 ID:FosjDm9f0

 
――――――――――――

やよい『……はにぃ……』


やよい『だーいすきなのっ!』

――――――――――――


P「!!! や、やよ……いや、律子っ!!」ガシッ

律子「っ! や、そんな、強くつかまない――」




P「俺も……俺も、だいすきだよ律子っ! 結婚して、俺の嫁になってくれっ!!」

律子「……――!」




P(……俺が土壇場で思いついた、苦肉の策)

P(それは……やよいのモノマネを聞いて湧き上がってしまった、この感情を高ぶりを……)

P(ちょうど良い具合に近くにいた律子に、ぶつけることだった――)


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:18:31.06 ID:FosjDm9f0

 
――――――――――――――――――――――――
やよい『にーちゃん! んーふーふー。一緒にあそぼーよー』

やよい『にーちゃん。起きてよー』


<カーット! ハイオッケー! いいよーやよいちゃん最高っ!


やよい『うっうー! ありがとうございましたーっ!』
――――――――――――――――――――――――



律子「……あ、あ、の……なに、そんな、急に……」

ドックン ドックン……

律子「で……でで、でも……」

P「……終わった、か」

律子「は……はは、は……い」

P「え」

律子「はい……結婚、しましょうか……」カァァ

P「え、え?」


64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:27:41.20 ID:FosjDm9f0

 
P(――そして、そのあとしばらくしてから……俺と律子は入籍し、夫婦となった)

P(勘違いといういうか、そういうあれじゃなかったということは、お互い承知の上であったけれど……)

P(なんだか吹っ切れた様子の律子に、あれよあれよという間に外堀を埋められ……)

P(気付いたときにはもう、逃げ場がなくなっていたのである)



やよい「えっへへ……プロデューサー、律子さんっ! ご結婚おめでとうございまーっす!」

P「ありがとう、やよい……」

やよい「あのときあんなことがあったなんて、私、ゼンゼン気が付きませんでしたっ!」

P「実は俺にも何がなんだか……」



P(とにかく結果として、事務所の皆に祝福されながら、俺達は結婚を果たした)

P(もちろん俺だって律子に対しては好意を抱いていたし、幸いなことにそれは律子も同じ気持ちだったようだから……)

P(誰がどう見ても、これは幸せな結婚だ)

P(だけど、なんとなく釈然としないというか……)

P(……どうしてこうなってしまったのだろう?)


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:33:24.95 ID:FosjDm9f0

 
P(ちなみに律子だが、その後アイドルを引退した。ちゃっかり自分の分のCDを発売させてからな)

P(……実はファンのみんなには、まだ結婚のことは公にしていない)

P(アイドルを辞めた理由も、本格的にプロデュース業に専念するから、ということにしておいてある)

P(律子のファン達は律子の夢のことを知っているから、すぐに納得してくれたようだった)

P(……そして、まぁそのあと色々あって、ついに今日――)



P「…………」

律子「……プロデューサー! もう、目を開けてもいいわよ」

P「ん……こ、ここは……うちの事務所?」

律子「ちがう。見た目は似てるけど、765プロとは……別の場所」

P「え、それって……」

律子「ここは……、私達の、新しい夢の出発点!」



P(まぁなんやかんやあって、律子と俺は、新しい芸能プロダクションを設立したのである!)


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:40:14.10 ID:FosjDm9f0

律子「あなたが社長で、私がプロデューサー……それなら、どんな相手にだって負けやしないわ!」

P「ええ!? お、俺が社長?」

律子「そう! 765プロの子会社としての形を取るなら、きっと高木社長も納得してくれると思うから……」

P「うーん、そうは言っても……俺が経営者なんて、とてもやっていけるとは思えないんだけど」

律子「ううん、そんなことない!」

P「だって、俺だぞ……」

律子「……ま、まぁ、プロデュースの手腕は確かだから……」

P「……」

律子「あの……ダメ、かな……?」

P「……」

律子「……」

P(……律子……。昔からの、夢だったんだよな……)

P「……ダメなんてことはないさマイワイフ! こんな俺でよければ!」

律子「! もっちろん、あなた以外にはいないわマイダーリン!」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:47:07.42 ID:FosjDm9f0

律子「それじゃあ、プロデュ……っとと。ついつい、いつもみたいに呼んじゃうのよね」

P「あはは……結婚してからも、ずっとそうだったもんな」

律子「でも、これからはあなたは私の雇用主になるんだし……呼び方、変えないとね」

律子「ねえ、なんて呼んで欲しい?」

P「呼び方か……そうだなぁ……」

律子「やっぱり、普通に社長? それとも……ふふっ、ボスとか? あとは他には……」

P「……ダーリン」

律子「え゛っ!!? さっきはついノリで言っちゃったけど……それ、定着させるの……?」

P「というのもいいけど、やっぱりあれかな!」

律子「あ、違うのね……まぁ別に、あなたが言うなら、たまにはそう呼んであげても……」ゴニョゴニョ

P「なぁ律子、それじゃあさ……」

律子「え、な、なんですか……?」


71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:53:10.64 ID:FosjDm9f0

 


律子「……それ、本気で言ってます?」

P「ああ、本気だとも!」

律子「うぅ……っていうかそれ、もう、どう呼ぶかとかそういう話と違うじゃないの……」

P「……だめかな?」

律子「……だーもうっ、そんな目で見ないでよっ!」

P「いやぁ、結局あのときはスタジオ追い出されちゃって、律子の本気のアレは見せてもらってなかったからさ!」

P「だから、この機会にと思って……」

律子「…………」

P「…………」

律子「……もう、しょうがないなぁ……じゃ、じゃあ、一回だけよ?」

P「本当か! ひゃっほう!!」

律子「ちゃ、ちゃんと聞いてくれないと……その、もったいないんだからねっ」

P「うん!」


74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 18:58:24.79 ID:FosjDm9f0

 
P(――思えば、俺と律子は……いつだって、話を脱線させていた……)

P(でも、だからこそ……脱線させた道を開き直って突き進んだからこそ……)

P(いま感じている、ひとりでは抱えきれないほど大きな幸せを、手に入れたんだよな……!)



律子「……すー、はー……」

P「……」ドキドキ

P(俺がずっと見たがっていた、律子の本気のアレ……それはつまり)

律子「…………は、は……」

P「!」

P(律子のCDのボーナストラックとして収録された、律子のモノマネ本気verのことである!)







律子「……はにぃ、だーいすきなの!」

HAPPY END


76: 忍法帖【Lv=5,xxxP】(1+0:15) 2012/12/07(金) 18:59:59.77 ID:hGAR2QHp0

律子も可愛いなぁ


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 19:01:12.53 ID:FosjDm9f0

ステマSS終わりです、読んでくれた方ありがとうございました
MAシリーズはどれも名盤 やよいのモノマネはめちゃくちゃ可愛い
そして何より律っちゃんかわいいよぉ


79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 19:04:33.55 ID:5nY7CVIx0


りっちゃん可愛すぎ死んだ


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 19:07:16.76 ID:wliQm3xe0


りっちゃん、うおおおお! りっちゃあああん!


81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/07(金) 19:07:44.94 ID:uUXL6lBg0

やよいSSだと思ってたら律子SSだった、俺得だった
おつ


関連記事
スポンサーサイト

関連タグ:アイマスSS

コメント

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。