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シャロ「最近ネロの様子が変ですー」 

カテゴリ:ミルキィホームズSS

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 22:51:18.17 ID:G5SO62cD0
コーデリア「ネロの?」

エリー「様子が……?」

シャロ「はい! 変だと思いませんか?」

コーデリア「どうしてそう思ったの?」

シャロ「あたしたちと一緒にいる時間が少なくなりました!」

エリー「確かに……」

コーデリア「そういえば今もいないわね~」

シャロ「そんな訳で、あたしたちは探偵です! この謎を解き明かしましょう! ミルキィホームズ、出動です!」

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4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 22:54:18.12 ID:G5SO62cD0
数日後

コーデリア「もー、かまぼこったらー」

エリー「ふふ……」

ネロ「……」コソコソ




7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 22:56:20.58 ID:G5SO62cD0
シャロ「……ネロ、どこへ行くんですかぁー?」

ネロ「! ちょ、ちょっとねー。ボクくらいになると忙しいんだー」

シャロ「そうなんですか。頑張ってくださーい」

ネロ「う、うん……!」サササッ




8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 22:58:26.18 ID:G5SO62cD0
シャロ「コーデリアさん、エリーさん」

コーデリア「ええ!」

エリー「また……」

シャロ「とりあえず尾行です!」




10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:00:25.49 ID:G5SO62cD0


シャロ・エリー・コーデリア「ささささささ」

ネロ「んー……?」

シャロ・エリー・コーデリア「ささっ」

ネロ「……気のせいかな」




11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:02:34.53 ID:G5SO62cD0
エリー「ネロ……どこに向かっているのかしら……」

コーデリア「こっちの方向は、港が見えすぎちゃって困る丘公園ね!」

シャロ「後を追いましょう!」




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:05:14.70 ID:G5SO62cD0
港が見えすぎちゃって困る丘公園

コーデリア「あの街灯の下で止まったわ!」

エリー「ここが目的地……?」

シャロ「あっ、誰か来ます!」

エリー「あれは……」

シャロ「ラビットさん!?」




15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:08:14.71 ID:G5SO62cD0
コーデリア「でもどうしてこんなところで会ってるの?」

エリー「それは……」

シャロ「知ってるんですか、エリーさん!」

エリー「その……」

コーデリア「それは?」

エリー「ス、スパイ……?」




16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:10:43.54 ID:G5SO62cD0
シャロ「ス」

コーデリア「パ」

シャロ「イ?」

シャロ・コーデリア「ええーー!!?」

ネロ「んー、何かあっちから声した?」

シャロ「わわ、逃げましょう!」




18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:13:36.50 ID:G5SO62cD0
奇巌城 屋根裏部屋

コーデリア「ネロったら最近よくいなくなるのはそういうことだったのね~~♪」

エリー「ネロが……そんな……」

シャロ「でもこれで謎は解決しました」

コーデリア「どうするの? わたしたちこれから……」

シャロ「……あたしにいい考えがあります!」

エリー「え……?」




21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:15:58.32 ID:G5SO62cD0
生徒会長室

アンリエット「石流さん、二十里先生。最近根津くんの様子がおかしいようですが」

石流「はっ! 我々で調べましたところ……やはりミルキィホームズと密会しているようです」

アンリエット「そうですか……。密会して何を話しているのでしょう?」

石流「それが……その……」




22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:18:16.03 ID:G5SO62cD0
アンリエット「それが?」

石流「恐らく、恋仲になっているものと思われまして……」

二十里「ああっ! 美しさはいつも罪っ!! フゥ~ッ!!」

アンリエット「恋仲っ!?」ガタッ




23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:20:16.30 ID:G5SO62cD0
石流「ア、アンリエット様……?」

アンリエット「相手は、相手は誰なのです!?」

石流「ゆ、譲崎ネロかと思われます……」

アンリエット「……そうですか」ホッ




24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:22:34.74 ID:G5SO62cD0
石流「いかがいたしましょうか。このまま放っておく訳にも……」

アンリエット「それもいいかもしれませんね」

石流「と、言いますと?」

アンリエット「しばらく泳がせておきましょう」




29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:24:22.21 ID:G5SO62cD0
ホームズ探偵学院 校舎 屋上

石流「泳がせろなどと、アンリエット様はどういうおつもりなのだ……?」

二十里「今ラットとミルキィホォームズが接触したところで問題はナッシーング? 上手くいけばミルキィホームズとのスパイ役にすることも可能じゃなぁーい??」

石流「まあ確かに今はどうすることも出来んが……。それに人の恋路を邪魔するのも気が引ける……」

二十里「美しすぎる僕の君っ! 僕は年中君にフォーリンラァーブッ!!」




31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:26:16.27 ID:G5SO62cD0
夜 屋根裏部屋

ネロ「ただいまー」ガチャ

シャロ「……ネロ、遅かったですね」

ネロ「ちょっと用事が長引いてねー。あっ! それジェンガじゃん! またやってるの? 僕も入れてよ」

コーデリア「ノーーーンッ!!!!」

ネロ「うぅっ!?」タジッ




36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:28:12.75 ID:G5SO62cD0
エリー「ネロは……ちょっと……」

ネロ「何だよー、僕が入っちゃいけないってのかよー」

シャロ「ネロは今日帰ってくるの遅かったじゃないですか。疲れてるでしょう?」

ネロ「あー、うん……まあ」

シャロ「遊ぶのは朝起きてからでも出来ます!」

ネロ「……そだね。じゃあ僕は先に寝かせてもらうよ」




38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:30:05.34 ID:G5SO62cD0
ネロ「(……と言ったものの)」

ネロ「(どー考えても様子がおかしいだろー!?)」

ネロ「(何を考えてるのか知らないけど……)」

ネロ「(ここは寝たふりをして油断させて……)」

ネロ「(シャロ達が口を滑らせるのを待ーつ!!)」

ネロ「ぐーぐー」




40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:32:06.71 ID:G5SO62cD0
シャロ「あたしが一番ですー! そーっと……ひええええ!!」

コーデリア「シャロったら下手ね~♪」

エリー「次……わたしが……」

ネロ「(……かれこれ一時間……)」

ネロ「(ほんとーにジェンガやってるだけじゃないかっ!!)」

ネロ「(何だよ……。あ、眠くなってきた……まぁいっか……)」

ネロ「zzz……」




42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:34:13.41 ID:G5SO62cD0
チュンチュン

ネロ「う……ん……」

ネロ「朝……いや……昼……?」

ネロ「今何時ー……」

シーン

ネロ「……誰も……いない……?」

ネロ「おっ、まだ朝じゃん。珍しい」




47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:36:31.48 ID:G5SO62cD0
食堂

石流「(ミルキィホームズが時間通りに来るとは珍しい……。しかし一人いないようだが……)」

コーデリア「シャロったらその気になれば早起きできるじゃない!」

シャロ「なんてことありませんよー」

エリー「でも……本当にこれでいいの……?」

シャロ「何ですか、エリーさん。あたしの作戦に文句があるんですか?」




54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:42:33.42 ID:G5SO62cD0
エリー「そういう……わけじゃ……」

コーデリア「エリー、これは無視じゃないのよ? ネロの前では大事な話をしないようにする!
      それ以外の話はしていいんだもの。ネロとはお友達でい続けられるわ! それに今朝のネロ、本当に疲れてたみたいだし……」

シャロ「コーデリアさんの言うとおりです! ネロがスパイだと分かった今、ネロとお友達でいるにはこれしかありません!」

石流「(スパイ……? そういうわけではないと思うのだが……)」




55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:45:07.74 ID:G5SO62cD0
放課後

ネロ「皆ひどいよー! 起こしてくれたっていいじゃんかー!」プンプン

コーデリア「ゴメンね。でも昨日疲れてたみたいだから起こすのが可哀想で……」

シャロ「遅刻なんていつものことじゃないですかー」

エリー「……」

ネロ「ま、そうだけどさ」




59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:48:45.08 ID:G5SO62cD0
屋上

二十里「ミルキィホォ~ムズが仲間割れ?」

石流「うむ。どうやら譲崎ネロのことをスパイだと勘違いしているらしい」

二十里「なるほど。アルセーヌ様がおっしゃっていたのはこのことか」

石流「どういうことだ?」

二十里「分からないのかーい? わざとラットを泳がせておくことでミルキィホォ~ムズが疑心暗鬼になることを狙っているのさっ」

石流「なるほど! さすがはアンリエット様……。一応報告しなければ」




63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:51:21.86 ID:G5SO62cD0
生徒会長室

アンリエット「仲間割れ?」

石流「はっ! どうやら譲崎ネロにスパイ疑惑がかかっているようで」

アンリエット「……根津君の件ですか。……石流さん」

石流「はっ!」

アンリエット「これから数日間、ミルキィホームズの動向を探ってもらえますか」

石流「承知しましたっ!」




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:54:34.43 ID:G5SO62cD0
学院内

ネロ「エリー! 今日のバイトどうだったー?」

エリー「あの……ネロ」

ネロ「んー? 当然だけど今日の時給も全部僕の口座に……」

エリー「バイト……やめた……から」

ネロ「はぁっ!? 誰がそんなこと許したんだよ!」

エリー「もう無理やりバイトさせるの……やめて……」

ネロ「えっ……」

石流「メモメモ」




69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/16(金) 23:56:32.09 ID:G5SO62cD0
ネロ「おーい、コーデリア!」

コーデリア「♪~」

ネロ「おいったら!」

コーデリア「♪♪~~」

ネロ「聞いてんのかよっ!」

コーデリア「♪♪♪~~~」

ネロ「はぁ……ダメだこりゃ」トボトボ

コーデリア「(……) ふうっ」

石流「メモメモ」




74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:01:08.37 ID:MSBZUGoO0
数日後 生徒会長室

石流「報告致します。ミルキィホームズは相変わらず譲崎ネロに対する無視を続けております」

アンリエット「……その後根津君との密会は?」

石流「何度かあったようですが、ミルキィホームズは気付いていないようです」

アンリエット「奇妙ですね」

石流「と言いますと?」

アンリエット「スパイだと思うなら問いただすなりメンバーから外すなりすればいい。
       無視をしながらもメンバーに留めておくというのは少し不自然です」

石流「……確かに」




76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:02:50.49 ID:MSBZUGoO0
アンリエット「石流さん、その無視を首謀した者は誰だか分かりますか?」

石流「……恐らくなのですが、シャーロック・シェリンフォードかと」

アンリエット「……」

石流「アンリエット様?」

アンリエット「御苦労でした。下がってよろしい」

石流「はっ! 失礼します」




78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:05:14.07 ID:MSBZUGoO0
夜 学院内

アンリエット「(……ここも電気が点いている)」

アンリエット「(夜警する身にも少しは……)」

ドーン ドーン

アンリエット「(……何の音?)」

アンリエット「(裏庭の方から……)」

ドーン ドーン




80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:06:58.54 ID:MSBZUGoO0
アンリエット「(音はこのあたりから……)」

アンリエット「(あっ、あれはっ!?)」

シャロ「えいっ! えいっ!」

アンリエット「(なぜシャーロックがこんなところに? それにあれは……)」

シャロ「えいっ!!」

ズドーン

アンリエット「(大木が倒れて……、あれはテレキネシス。それも相当強力な)」




83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:09:30.27 ID:MSBZUGoO0
シャロ「ふー。こんなものですかねー」

シャロ「これだけの威力があれば十分ですー」

シャロ「コーデリアさんもエリーさんもよく働いてくれますー」

シャロ「本当にネロのことをスパイだと信じてるんですかねー」

シャロ「相変わらずダメダメな人たちですー」

シャロ「だって……どう見たってあれは……」

アンリエット「(……)」




86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:11:16.39 ID:XFa7uMAR0
いつものシャロちゃんじゃないお・・・




90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:13:10.11 ID:MSBZUGoO0
後日 夕刻 港が見えすぎちゃって困る丘公園

ネロ「……」イライラ

ラット「わっり、遅れた」

ネロ「おそいっ! いったい何分待たせるんだよー!」

ラット「だから悪かったって。トゥエンティとストーンリバーからなかなか離れらんなくって」

ネロ「もー……。ま、来てくれたから許す♪」

ラット「へっ」




95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:16:13.36 ID:MSBZUGoO0
一時間後

ラット「……なあ」

ネロ「んー?」

ラット「俺たち、いつまでこんなこと続けられんだろうな」

ネロ「何言い出すんだよいきなり!」

ラット「分かってるだろ? 俺は怪盗、お前は探偵……何かトラブるのも時間の問題だって。
    お前だってミルキィホームズの連中と上手くやってけてんのかよ?」

ネロ「それは……」

ラット「それは?」

ネロ「バ、バッチリに決まってるだろっ!」




98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:18:29.45 ID:MSBZUGoO0
ラット「そっか、だったらいいんだけどな。だけどこれでお前に迷惑かけるようなことがあればそんときゃ遠慮なく……」

ネロ「バカッ!」

ラット「っと!? いてててて! 何すんだよ!」

ネロ「ラットと離れられるわけないだろ! 僕はどんなことになってもずっと一緒にいるから!」

ラット「……ありがとな」

パンッ

ラット「!? 街灯が……」

ネロ「……消えた……!?」

「笑わせますー」




104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:20:38.17 ID:MSBZUGoO0
ラット「お前は……」

ネロ「シャ、シャロ!?」

シャロ「ネロにラマルセイエーズさん、こんなところで何をやってるんですか?」

ラット「ラットだラット!」

ネロ「……何だっていいだろ」

シャロ「ミルキィホームズにスパイがいては困るんですよー」

ネロ「……」

シャロ「探偵と怪盗がこんな時間に二人きりで……言い逃れはできません」




107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:22:47.87 ID:MSBZUGoO0
ラット「違うっ!」

シャロ「どう違うと?」

ラット「そいつは……ネロはスパイなんかじゃない!」

シャロ「じゃあ何でここにいるんですかー?」

ラット「それは……俺たちが恋人同士だからだ! ネロはミルキィホームズの情報を漏らすようなことは一切していない!」

シャロ「へー」

ブチッ

シャロ「こいびとなんですかー」




116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:27:24.89 ID:MSBZUGoO0
ラット「!? ネロッ危ないっ!!」バッ

ネロ「うわっ!」

ラット「ぐわああああ!!!!」

シャロ「恋人をかばうなんて泣かせるじゃないですかー」

ラット「あ……あれはサイコキネシス!? シャーロックのトイズは消えたはずじゃ……」

シャロ「どうやらトイズが消えたり戻ったりするのはショックに関係あるらしいですねー。
    この場合のあたしのショックは……ネロへの憎悪」

ネロ「!?」ビクッ




122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:30:21.63 ID:MSBZUGoO0
シャロ「スパイ? そんなわけないじゃないですか。二人はどう見たって恋人同士。それをやっとあなたたちの口から聞けました」

ネロ「シャロ……まさか分かってて!?」

シャロ「あの人たちはそう言った方が扱いやすいですからね。それに、仮にネロがスパイだったらここまでしませんよ」

ラット「どういうことだっ!」

シャロ「AKG49って知ってます? メンバーは恋人を作っちゃいけないんですよ。ミルキィホームズも同じ。ネロはそのルールを犯しました」

ラット「そんなむちゃくちゃなルール、通るかよっ!」




131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:33:11.94 ID:MSBZUGoO0
シャロ「そう思うなら……どうしますか?」

ラット「力ずくで黙らせるっ! 炎のトイズ!!」ボッ

シャロ「残念ですけど、どう頑張ってもあなたはあたしには勝てませんよー」

ラット「やってみなきゃ分かんねぇだろっ!」

ゴォォォ

シャロ「えいっ!!」

ラット「うがあっ!!!!」ズササササ




135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:37:27.12 ID:MSBZUGoO0
シャロ「思ったより弱いですねー。じゃ、さよなら」

ネロ「待てっシャロ!」

シャロ「あれ、いたんですか。ネロ」

ネロ「ラットは悪くない! 先に言い寄ったのは僕の方だ! やるなら僕をやれっ!」

シャロ「いいですよー。後でね。ネロはただ消すだけじゃつまらないですから。えいっ!」

ネロ「う……動けない……!」ジタバタ

シャロ「じゃあお別れです。最後くらいちゃんと呼んであげましょうか? ラットさん」

ネロ「やめろおおおおおおお!!!!」




138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:41:13.84 ID:MSBZUGoO0
ラット「う……。あれ? 生きてる……?」

シャロ「……また面倒くさいのが来ましたね」

ネロ「お前たちっ!」

トゥエンティ「フッフーン。ラットが愛を知るようになるとはっ!」

ストーンリバー「シャーロック・シェリンフォード! 友の恋路を阻むとは、探偵のすることではないっ!」

ラット「トゥエンティ……ストーンリバー……」

シャロ「ま、いいです。一人が三人に増えただけ。もう一度……」

「待ちなさい」

シャロ「!?」




140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:44:21.98 ID:MSBZUGoO0
アルセーヌ「あなたはまだ、全てを話してはいない……違いますか」

3カード「アルセーヌ様!」

シャロ「怪盗アルセーヌ。何のことですか?」

アルセーヌ「ミルキィホームズのメンバーは恋人を作ってはいけない。仮にそんなルールが存在したとしても、
      あなたがそこまでの憎悪を抱くに至った説明にはなりません」

シャロ「……」

アルセーヌ「あなたはもっと個人的な感情で動いている……」

シャロ「……少し黙っててください」




144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:47:44.91 ID:MSBZUGoO0
アルセーヌ「わたくしとやり合おうと言うのですか? 幻 惑 の ト イ ズ」

シャロ「!? ……これは……」

アルセーヌ「もう、やめにしましょう。こんなことは」

シャロ「……今あたしの前にいるのはあなたが見せた幻……。でもこの人は……」

アルセーヌ「シャーロック」

ネロ「(……シャロが急に大人しくなった……?)」




147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:50:21.58 ID:MSBZUGoO0
シャロ「……確かに、ルールを破ったことだけが、あたしがネロにつらく当たった理由じゃありません……」

トゥエンティ「自供ターイムッ!」

ストーンリバー「少し黙っていろ!」

アルセーヌ「……」

シャロ「ネロは……ずるいんですよ……。抜け駆けをしたんです……」

ネロ「……?」

シャロ「あたしは……あんなに我慢してたのに……」




151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:53:22.06 ID:MSBZUGoO0
シャロ「昔……あたしたちミルキィホームズは優秀な探偵チームとして有名でした」

シャロ「皆、あの時はトイズを使いこなして……何事件を解決へと導いた……」

シャロ「そんな中、あたしには好きな人がいたんです」

シャロ「すごく、好きだった」

シャロ「だけど……言えませんでした。表には出せませんでした」

シャロ「それがミルキィホームズの和を乱すことだと分かっていたから」

152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:54:07.59 ID:Qn4BxCtV0
ラット死ねよ糞ゴミリア充が
もうエリーで良いよ




156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 00:56:49.44 ID:MSBZUGoO0
シャロ「あたしは最後まで自分の気持ちを隠した……」

シャロ「今、その人は遠くに行ってしまっていて会えません」

シャロ「すごくつらいです」

シャロ「それなのに!」

シャロ「ネロは……ネロは恋人を作ったんです!」

シャロ「それは……ミルキィホームズへの、いえ、あたしへの……裏切りです」

シャロ「うっ……ううっ……」グスン




168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 01:01:21.74 ID:MSBZUGoO0
ネロ「シャロ、その人ってもしかして……」

シャロ「……もう、ばれちゃいましたよね。これであたしもネロと同じ……ミルキィホームズの結束を乱しました」

アルセーヌ「シャーロック、あなたは一つ思い違いをしています」

シャロ「……?」

アルセーヌ「確かに昔のあなたたちは優秀な探偵チームでしたが……」

シャロ「……」

アルセーヌ「今のあなたたちには最初から結束などありません。ダメダメです」

シャロ「!」

ネロ「!」




171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 01:05:27.40 ID:MSBZUGoO0
アルセーヌ「あなたが壊すことを恐れていた、結束なんてものはね。今日はそろそろ上がりましょう」

ストーンリバー「はっ!」

トゥエンティ「バイバーイ」

ストーンリバー「行くぞ、ラット」

ラット「ストーンリバー……俺……」

ストーンリバー「何も言うな。行くぞ」

ラット「……ごめん」

バッ

シャロ「……」

ネロ「……行っちゃったね……」




174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 01:09:54.60 ID:MSBZUGoO0
数日後 G4 捜査室

咲「はい」

シャロ「わぁーすごい! これ、世界中のどことでも繋がるんですかー?」

咲「スカイフ」コクン

シャロ「どこにかけよっかなー」

エリー「(……イギリス)」




176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 01:11:47.08 ID:MSBZUGoO0
ネロ「じゃ、出かけてくるー」

コーデリア「どこ行くの?」

ネロ「デート!」

コーデリア「あんまり遅くなっちゃダメよー」

ネロ「はいはーい」




178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/17(土) 01:16:45.85 ID:MSBZUGoO0
生徒会室

石流「アンリエット様。奴ら、再び仲の良さを取り戻したように見えますが……」

アンリエット「生徒同士の仲がいいのは学院にとっていいことですよ」

石流「は、はあ……」

アンリエット「根津君のことも、正式に認めました。探偵と怪盗には戦う場がある……それ以外のところでどうしようが勝手です」

石流「では、失礼します」

アンリエット「(相変わらずダメダメなミルキィホームズだけど、こんな騒ぎで空中分解されるよりはマシ……ですわね)」

アンリエット「それにしても……」

アンリエット「……」ギリッ

生徒会長は手の中の小さな人形を握りつぶしたのでした。おしまい
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