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室伏「学園都市……?」 イチロー「そろそろここに来て1年か」 

カテゴリ:未分類

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:05:25.58ID:Qdyy5lSF0
室伏「……む」 

室伏「うん? ここは何処だろう」キョロキョロ 

室伏「昨晩は何事も無く眠ったはずなのに……夢、なのか?」 

室伏「何だろう……何だか頭がぼんやりする。記憶がはっきりしない……」 

 ジャラ…… 

室伏「これは……ハンマー? どうしてここに……」 ジャラ… 

黒子「む? 見ない顔ですわね」 

室伏「君は……ちょうどいい、ここがどこか教えてくれないか?」 

黒子「!? 学園都市に来て何おっしゃってますの!?」 

室伏「学園……都市……? 筑波……?」 

黒子「……怪しいですわねぇ。学園都市の身分証を見せてくださいます?」 

室伏「学園都市の身分証……?」 

黒子「む……不審者の臭いがしますわ。ちょっとご同行願えまして?」 

室伏「……分かった」 

黒子「素直でよろしい」 



8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:08:10.12ID:Qdyy5lSF0
黒子(しかしこの体付き、筋肉……タダ者じゃなさそうですの……) 

 ジャラ…… 

黒子「ん?」 

 ゴロゴロ  

黒子「なっ、なんですのそれはっ!?」 

室伏「ああ、これはハン……」 

黒子(武器っ!?) 

黒子(素直に着いて来るフリして、後ろから襲う気でしたのね!?) 

黒子「くっ……!」 シュンッ 

室伏「! 消えた……?」 

 シュッ 

黒子「貴方……そっちがその気なら、容赦しませんわよ!」 

室伏「! 一瞬で離れた所に……!」 

黒子「ジャッジメントですの!!!」 

室伏「………?」 




17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:09:52.02ID:bDN4PQ+W0
室伏が能力使えるようになるとして、身体能力を上げる系の能力だったらどうなるんだろうな 




18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:10:16.48ID:LWwcLHzF0
最終的に室伏が地球を投げ飛ばす展開だな 




30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:14:25.86ID:Qdyy5lSF0
黒子「磔になりなさいっ!!」バッ 

室伏(手錠……?) 

黒子「はっ!!」 

 シュンッ シュッ シュッ シュッ! 

室伏「!!」 

 ガシッ ガシッ 

黒子「よし! 拘束完了ですの!」 

室伏「む……?」 

室伏(手錠が瞬間移動した……) 

黒子「さて、大人しく……」 

 ぶちっ 

室伏「む、意外と脆いな……」 ぶちっ カチャカチャ 

黒子「」 

室伏「あの、君、何か誤解しているみたいだけど、僕は怪しい者じゃ……」 




41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:19:38.62ID:udUG4hhf0
>>30 
SUGEEEE 




35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:16:24.07ID:A+BIKuf7O
さらっと手錠壊したwwww 




43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:20:53.48ID:Qdyy5lSF0
黒子「て、て、手錠を素手で……そん、そんなば、ば、」 

室伏「君……?」 

黒子「肉体強化ですわねっ!! ですがっ、何のそれしきですわっ!!」 

 シュンッ シュンッ シュンッ シュンッ 

 黒子は持っている全ての手錠を室伏の手首に移動させた。 

室伏「む……」 

黒子「す、すぐに他のジャッジメントも招集ですわ!」 ピッピッピッ 

室伏(参ったな……) 

 と、そこで室伏は気付く。 
 手錠を掛けられているのが手だけであることに。 

室伏(走って逃げてしまおうか……) 

室伏(いや、逃げてしまっては誤解を助長するだけだ) 

室伏(どうしたものか……) 

 ダッダッダッダッダッ! 

室伏「……?」 




47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:25:10.47ID:Qdyy5lSF0
 ダダダダダ! 
    ザッ 

室伏(……警察?) 

黒子「よしっ、アンチスキル到着ですの!」 

アンチスキルA「通報があったのはこの男か!」 

黒子「そうですの!」 

アンチスキルB~Z「男!大人しくしろ!」 

黒子(アンチスキルが来ればもう安心ですの!) 

黒子(ですがこんなに大人数で来るとは……) 

室伏「……聞いてくれ、僕は……」 

アンチスキルC「動くな!動けば撃つ!」 

  ジャキッ 

 アンチスキル達が一斉に銃を構える。 

室伏「………」 

室伏(不味いな……) 




55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:29:39.95ID:Qdyy5lSF0
室伏「しょうがない、か……」 

 そう呟くと、室伏は足元に落ちていたハンマーを手錠の掛かった両手で拾った。 

アンチスキルD「おい!! 動くなと言っただろう!!」ジャキッ 

 両手でしっかりと、ハンマーの取っ手を掴む。 

室伏「……よっ、と」 


  ブンッ 


 室伏が、ハンマーを横に薙ぎ払う様に一回転させる。 
 すると、辺りに突風が巻き起こった。 

アンチスキルA「ぐおっ!?」 

アンチスキルB「なっ!?」 

アンチスキルC「きゃあぁっ!?」 

 取り囲んでいたアンチスキル達が、一斉に吹き飛ばされた。 
 取り落とされた銃が辺りに散らばる。 

室伏「ふう……」 




72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:39:25.56ID:Qdyy5lSF0
アンチスキルA「そ、総員退避ーっ!!」 

黒子「あ……あぁぁあ……」ガクガク 

室伏「あれ、君以外何所か行ってしまった……参ったな……」 

黒子「た、たす、助け……」ガクガク 

室伏「いいかい、誤解しているようだけど……僕は怪しい者じゃ……」 

「離れるんだ」 

室伏「っ!?」 

 室伏がとっさに地を蹴り、バックステップでその場を離れる。 
 と、その瞬間、室伏がいた地面が凄まじい音を立てて爆発した。 

室伏「っ……?」 

「む?避けた? 手加減したとはいえ、意外だなぁ」 

 爆発した様に見えたのは、地面に「撃ち込まれた物」によるものだった。 
 地面に埋め込まれる様に、そこにあった物。 
 それは野球ボールだった。 

イチロー「黒子さんを傷つけるなら、容赦しないよ」 

室伏「………」 




74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:41:05.78ID:EizQ2++J0
イチローさん 
こんなところでなにしてんすか 




76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:41:23.51ID:DOrURflKO
この二人の対戦とか次元が崩壊するぞ 




84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:43:08.84ID:x2fugflZ0
最強vs最強 




86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:43:39.31ID:Qdyy5lSF0
黒子「イ、イチローさん!? どうしてここに……」 

イチロー「いや、本部にお邪魔してたんだけど……ちょうど君からの通報があってね」 

イチロー「それで、駆けつけたって訳さ」 

黒子「イチローさん……」 

イチロー「それにしても……」チラ 

室伏「………」 

イチロー(何処かで見た気がする……だが、何故か思い出せない……) 

室伏(この男、何所かで……だが、思い出せない……) 

イチロー(この世界に来てから、何度か体験した感覚だ。異世界に飛んだ時のショックによるものか……) 

イチロー「しかし今は……」 

室伏「……!」 

   ザッ 

 イチローが室伏の前に立ち塞がる。 
 黒子を庇うかのように。 

イチロー「ジャッジメントだ。……で、いいのかな?」 




100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:50:16.66ID:Qdyy5lSF0
室伏「………」 

室伏(何だろう……直感が、本能が、訴えている……!) 

室伏(この男は、タダ者ではないと……!) 

室伏「……」 

 室伏が地面に埋め込まれた野球ボールを上から掴み、 

  ボコッ 

 引き抜いた。 

黒子(嘘……以前、イチローさんが埋めたボールを回収する時は重機を使って3日がかりでしたのに……!) 

イチロー「ふむ……」 

室伏(誤解されたままなのは気掛かりだが、ここは一旦逃げるべきか……?) 

室伏「ふんっ!」 

 室伏が、手にした野球ボールをイチロー目掛けて投げる。 

イチロー「!」 

 決して、良い投球フォームとは言えないものだった。 
 しかし、その速度は131km/s。 
 素人にはあり得ない球速である。 




102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:52:06.35ID:5HGqMJ1w0
秒速ワロタ 




103: 忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2011/09/01(木) 16:54:14.15ID:7McK/QON0
131km/s×3600=471600km/h 




112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:56:03.84ID:lgmnAVB+0
衝撃波で周りが壊滅するwwwwwwww 




121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:59:01.64ID:Qdyy5lSF0
イチロー(む、フォームが良くなかったから警戒していなかったが……) 

  ギュオオオォォォォォオオ!! 

 凄まじい勢いでボールがイチローに迫る! 

イチロー(まさかここまでとは……) 

 ギュオオオォォォォオォォオオォォ!! 

イチロー(ふ……久しぶりだよ。これを『使わざるを得ない状況』は) 

 イチローは、背負っていたバットケースを素早く開ける。 
 そして、中から愛用のバットを取り出した。 

イチロー「ピッチャー返しは、美徳に反する……しかし、君には手加減は出来ないようだ」 

 ギュオオォォォォオオ!! 

イチロー「大切な仲間を守る為だ……『撃ち返させて』もらう!!」 

 イチローがバットを振る!! 

  ゴッ ゴオオォオォオァァッ!! 

 バットとボールがぶつかった瞬間、そこに小爆発の様な光と衝撃が生まれた。 
 凄まじい音と共に、剛速球がそのままの勢いで、真反対の向きに撃ち返される。 




123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 16:59:50.21ID:l/vSGGnI0
なんで反応できるんだww 




127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:01:10.37ID:Gi/cqFlK0
この間0.000000000001秒 




142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:08:55.44ID:Qdyy5lSF0
室伏「!!」 

 室伏もまた、軽く驚いていた。 

室伏(成程、良い反射神経と運動神経をお持ちのようだ) 

  ギュオオオォォォオ!! 

 今度は危機に立たされたのは室伏である! 
 大砲にも匹敵するその球を喰らってしまえば、タダでは済まない! 

室伏「しょうがない……『これ』を使わせてもらう……!」 

 室伏はもう一度、ハンマーの取っ手を握り込むと、 
 その場で頭の上で軽く振り回して見せる。 
 1回、2回、3回、 

 そして、今度は体ごとハンマーを振りまわす! 

 回転するごとにハンマーは勢いを増し、その周囲に衝撃波を巻き起こす! 
 しかし、その衝撃波の壁をものともせず、ボールは非情にも室伏目掛けて飛んでくる! 

室伏「ふんっ!!」 

 室伏が手を離す。ハンマーが、渾身の力を注がれたハンマーが、全ての物理法則を無視し、放たれる! 
 一個の巨大な弾丸となって、ハンマーがその衝撃波で地面をえぐりながら、飛んで行く! 

 そして、ボールとハンマーが、邂逅! 
 両者がぶち当たった瞬間、学園都市が   揺れた  。 




148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:12:00.58ID:l/vSGGnI0
何秒のあいだで起きてんだこれ・・・ 




150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:14:26.59ID:Qdyy5lSF0
       
 ズ      ッ ! 
   ズ  ン 


 地震か、とその場にいなかった者は思ったであろう。 
 しかし、ただ、地が震えるだけよりも、余程恐ろしい事実がそこにはあったのだ。 
 二者の化物の……ぶつかり合い! 

 ボールとハンマーが互いに押し合う! 
 その境目からはスパークと衝撃波が止めどなく弾け飛ぶ! 
  

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ  

イチロー「はぁぁぁぁぁああぁ!」 

 ボールがハンマーを押し潰そうとする! 

室伏「はぁぁぁぁぁぁあぁ!!」 

 ハンマーがボールを叩き潰そうとする!! 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ! 

 そして、 

   ド ッ ゴ シ ャ ア ア ア ァ ア アア !! 

 場は、凄まじい爆発に包まれた。 




160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:17:27.26ID:Qdyy5lSF0
 トン……トン…… 

 野球ボールが転がる。 


 ズンッ… 

 ハンマーが落ちる。 


 この間、0.0000014秒 


黒子(………男がボールを投げた瞬間、爆発が起こった?) 

 イチローの体によって衝撃波や爆発から守られた黒子だったが、何が起こったのかは分からなかった。 

 イチローがボールを拾う。 

イチロー「……へぇ……」 

 室伏が、ハンマーを拾う。 

室伏「……ふむ……」 

黒子(まさか……) 

黒子(あの男、イチローさんと、互角だと言いますの!?) 




171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:23:53.61ID:Qdyy5lSF0
イチロー「…………」 

室伏「…………」 

 両者が互いにその目を見合う。 
 辺りの空気が張り詰めて行く。 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ  

イチロー「僕はイチロー」 

 唐突に、イチローが口を開く。 

イチロー「メジャーリーガーだ」 

 どっ、と突風が吹き荒れた。 

室伏「僕は室伏」 

 今度は室伏が口を開いた。 

 風は止まない。 
 尚も勢いを増し、両者の間に吹き荒れる。 


室伏「金メダリストだ」 




176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:27:28.59ID:YV7qBv+f0
かっけえええええ 




184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:35:17.39ID:Qdyy5lSF0
 タッタッタッタッ… 

美琴「こっちから凄い音が……」 

黒子「お姉さま!」 

美琴「黒子! どうしたのよ!ボロボロじゃない!」 

イチロー「あ……」 

美琴「! それにイチローさん!」 

美琴「あと何よこれ!地面えぐれてるじゃない!」 

室伏「……? また一人増えた……?」 

美琴「ふぅん……状況は大体把握したわ……」 

室伏「ええと、イチロー、と言ったね……説明させてもらうと、僕は……」 

美琴「この大男が悪者なのね!」 

美琴「分かったわよー、私がちゃっちゃと片付けてあげるから!」チャリン 

黒子「あ、あの。お姉様……この男、化けも……」 

美琴「そこの男!こんなに学園都市を滅茶苦茶にして!許せない!」チャリンッ ビリッ 

美琴「私のレールガンで……!!」ビリッ バチッ 




189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:37:43.41ID:TsZ/xKeuO
美琴逃げてえええええ 




191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:38:23.50ID:Qdyy5lSF0
室伏「ん?  まあいいか……イチロー、聞いてくれ、僕は」 

美琴「レ───ルガンッ!!!」 ビリッ バヂイイィィィィイッ! 


 ドッゴオオオォォォオオォォ!!! 


 パチン 

室伏「? 何か当たっ……?  まあいいか、イチロー、僕はだね」 

美琴「????」 

美琴「? ??  ??? ?」 

室伏「僕は決して怪しい者では……」 

美琴「う、上手く避けたわね!! 今度はそうはいかないんだから!」 

美琴「レ─────ルガンッッっっ!!!!」 

 ドッ ゴオオオォォォォォオオオォォォ!!! 

 パチン 

室伏「?」 

美琴「………」 




194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:39:46.95ID:Na8sE7b40
美琴涙ふけよ… 




196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:39:58.96ID:DwBAi9TO0
美琴「レ─────ルガンッッっっ!!!!」 




209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:47:36.07ID:Qdyy5lSF0
黒子「お姉様、お姉様」 

美琴「………」ワナワナ 

美琴「そんな……有り得ない……」ブツブツ 

黒子「お姉様?」 

美琴「私のレールガンが効かないなんて……そんな……」ワナワナ 

美琴「許せないっ!!!」 

室伏「何処まで言ったかな……いや、もう最初から……僕は怪しい者じゃ……」 

美琴「はぁぁああぁぁああぁ!!」バヂバヂバヂバヂバヂィィッ!! 

 美琴の全身からスパークが弾け飛ぶ。 
 自身が制御できる限界を超えた電気を放出しているのだ! 

美琴「レ────────ルガンッッっっ!!!」 ビリッ バヂイイィィィ! 
  
 発射した瞬間、衝撃に耐えきれなかった美琴の腕が弾け飛んだ。 
 腕を犠牲にしてでも、最大出力の超電磁砲を放ったのだ。 
 それでも良かった。美琴は、自身の誇りと矜持と生き様の、全てを賭けたのだ。この一撃に。 

 パシッ 

室伏「ん?目に何か挟まっ……コイン?」 

美琴「………」 




226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:54:06.22ID:Qdyy5lSF0
室伏(ううむ……説明で誤解を解くのは難しそうだ……) 

室伏(一旦ここを離れてゆっくり考えよう……) 

 室伏はハンマーを拾うと、ぐるりと一回転してから空へ放った。 
 ハンマーは凄まじい勢いで青空へ吸い込まれて行く。 

 室伏は軽く助走を付けると、ひょいっとハンマーに飛び乗った。 

 そして、ハンマーと共に遥か彼方へ飛んで行く。 

黒子「な゙っ!?」 

美琴「はは……あははー、あたしって努力ってれーるがんってー」 

イチロー「大丈夫、逃がしはしないよ」 

 イチローもバットを投げると、それに乗って室伏を追い掛けた。 


イチロー「こら待てー」ビューン 

室伏「参ったなぁ」ビューン 


美琴「あはははーほら第三位だぞーすごいんだぞー」 

黒子「お姉様! お姉さまぁ!」ユサユサ 




229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:55:11.23ID:A+BIKuf7O
二人ともタオパイパイかよwwwwwwww 




240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 17:58:51.41ID:AV+PWvI90
レベル高すぎだわ 




253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:02:54.50ID:Qdyy5lSF0
 ビューン 

    ビューン 


一方通行「ン? なンだありゃァ 人が飛ンでンのか?」 

美琴「あはははー」 

一方通行「あァ? どうしたよ第三位」 

黒子「それが……あの二人の強さを目の当たりにして……」 

一方通行「強さ……ねェ……」 

一方通行「………面白ェ」 

─── 

 ヒューン スタッ 

室伏「ここまで着いて来るとは……」 

イチロー「メジャーリーガーだからね どんな球だって捕えてみせるさ」 

室伏「……イチロー、誤解してるようだが、僕は……」 

一方通行「見つけたぜェ!!」 ヒューン 




276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:15:09.76ID:Qdyy5lSF0
一方通行「何だァこいつは……見ねェ顔だな」 

室伏(また一人……) 

室伏「初めまして、だね 僕は室伏、ちなみに怪しい者では……」 

一方通行「なこたァどうでもいいんだよ……俺が興味あンのはァ……」 

一方通行「てめェが強いかってことだ!!」 

 一方通行がトン、と足を地面に着けると 
 辺りから石の柱が沸き起こり、一斉に室伏に襲い掛かった! 

一方通行「カカカキキキコココ! ぶっ潰れなァァァ!!」 

室伏「む、これじゃ相手が見えないな」 

 室伏がハンマーを1cm程持ち上げ、またトン、と地面に置く。 

 すると、ハンマーを置いた場所を中心に、辺りの地に衝撃の波紋が走った。 
 その波は、石柱を粉々に砕き、全て砂となって飛散した。 

室伏「ええと、それで、僕が目が覚めた時には……」 

一方通行「??」 

一方通行「? ?? ? ???」 




285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:21:47.95ID:Qdyy5lSF0
 一方通行は理解した。 
 この男は強い、と。 
 かつてイチローに感じた物と同じ恐れを、この男から感じ取ったのだ。 

一方通行「……!」ギリ… 

 一方通行は決心した。 
 出し惜しみせず、全力で行く、と。 

 学園都市一位の自分の力を、全身全霊で示して見せると。 

一方通行「うおおおォォォォォォォっっ!!」 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ  

一方通行「自転パンチっっっっッッ!!!」 

 一方通行の最強の技!凄まじい勢いと衝撃が拳に纏われる!! 
 そして!地球の自転エネルギーを乗せたパンチを室伏にお見舞いする!! 

 ギュッ 

室伏「ああ、握手かい? どうも」ギュッ 

一方通行「………」 

室伏「なんだか君の肌、不思議な感触だね 握ると押し返すような……でも握り過ぎると破れてしまいそうな……」ギュッ 

一方通行「………」 




292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:26:02.64ID:2t2RJrv9O
紳士素敵 




296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:26:55.56ID:hp9ys2wF0
今なら血液逆流で殺せるんじゃね? 




303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:30:13.74ID:TsZ/xKeuO
>>296 
逆に血行良くなってパワーアッ…いやなんでもない 




299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:28:03.29ID:Qdyy5lSF0
一方通行「………」 

室伏「む……!」 

イチロー「……ん」 

 その時、室伏とイチローの頭に電流が走る! 

室伏(何だ……今の感じは……) 

イチロー「海の方、か……」 

イチロー「室伏、といったね」 

室伏「うん?」 

イチロー「君のことは後で対処するとしよう。ここで待っていたまえ」 

イチロー「間違っても逃げようとは思わないことだ。僕は必ず、捕ってみせる」 

室伏「………」 

一方通行「お、俺はこれで……」サッ 

イチロー「さて、海の様子を見て来るか」 

 そう言うと、イチローはバットに乗って何処かへ行ってしまった。 

室伏(……さっき感じた気配は何だったんだろう……) 




310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:32:02.37ID:Qdyy5lSF0
─── 

イチロー「さて……この辺か」 

イチロー「ストップ」 

 イチローの乗ったバットが空中に静止する。 

 ……… 

 ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ  

イチロー「……この気配……」 


 ザッパァ……ザップン……ザパァ…… 


イチロー「来る……!! 


 ドッパアアアアアアアアァァァアアァン!!! 


イチロー(……海が割れた……?) 



北島「超気持ちいい─────!!」 ザッパァァン 




314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:32:53.34ID:+lL/xB3G0
>>310 
くそわろたwwwwwwww 




325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:34:38.83ID:5HGqMJ1w0
きwwwwたwwwじwwまwww 




328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:35:27.87ID:Qdyy5lSF0
─── 

室伏「………」 

 ピーン! 

室伏「……!! この感じ……!」 

室伏「さっきとは違う……さっきとは違う『何か』が近付いている!!」 

 ダダダダダダダ! 

室伏「!! 来る!  ハンマアアアアアアアァァァァァ!!!!」 

ハンマー「合点だ!」 

  ガシャァァァン 

 室伏の手にハンマーがしっかりと握られる! 

室伏「うおおおぉぉお!!」 ブンッ ブンッ ブンッ 

 ハンマーが振り回され、辺りを嵐の様な凄まじい風が吹き荒れる! 

「む……凄いパワーだなぁ」 

室伏「誰だ!」 

長友「パワータイプ……!面白い……!」 




330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:36:11.58ID:mZ7pKUP80
長友wwwwwwwwwwwwww 




335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:36:42.73ID:zGdH8zh+0
オールスターwwwwwwwもう禁書じゃなくていいだろwwwwwwwwww 




354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:42:04.85ID:Qdyy5lSF0
─── 
アレイスター「プランを……プランを完成させなくては……」 

「プラン……? プランとは……?」 

アレイスター「私の力で……未来を見る……そしてプラン通りに……」 

アレイスター「! 誰だ貴様……何処から入った……!」 

「未来を……見る……?」 

アレイスター「……そうだ……全て読める……100年先までも……」ニヤ 

「100年先……? たった……?」 

アレイスター「何……?」 

羽生「………?」 
─── 
室伏「くっ……!当たらない!」 

 もはや全体攻撃とも言える、ハンマーから繰り出される衝撃波と爆発の攻撃。 

長友「遅いよっ」 

 しかし、物理的に目にも見えぬはずの衝撃波すら、長友は避けていく。 

長友「ハッ、ほっ」 

 ドリブルしながら。 




369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:46:50.86ID:AUahZPhE0
キャストが豪華すぎるwww 




375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:48:47.93ID:Qdyy5lSF0
室伏「くっ……」 

 次第に、ハンマーを振りまわす室伏の額に汗が浮かぶ。 
 そして、ハンマーを振るうその勢いも落ちて行く! 
 彼は金メダリスト……人類を超越した、まさに鬼神! 
 だがしかし! 
 無敵の室伏!その唯一の弱点── 

長友「どうやら、スタミナは俺の方が上らしいな!」 

 衝撃波の威力も段々と弱まって行く! 

室伏「くっ……」 

 室伏はどうなってしまうのか! 

────── 
イチロー「その勢いで泳いでいたら、海の生物が死んでしまう!」 

イチロー「命は大切なんだ!魚や、クジラや、イルカだって、人と同じように生きているんだ!」 

北島「超気持ちいい───!」ザッパン ザッパン 

イチロー「ダメだ!聞いていない! 仕方ない……!」 

イチロー「レーザービ────ム!!」 

 イチローが海に向かってボールを投げ入れる!ボールは摩擦熱によって炎を纏い、光の帯を引いて海に叩き込まれた! 
 海に巨大な炎の柱が立ち昇った。次の瞬間、海がドーム状に膨れ上がり、弾け、地球に巨大なクレーターが空いた。 




393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:52:49.62ID:Qdyy5lSF0
北島「熱っちぃ! 急に温水プールになった!?」 

 海は沸騰していた。 

イチロー「………」 

北島「………」 

 両者が睨み合う……。 
 海と、陸の覇者同士が、邂逅した……! 


 が、一人の男が神々の争いに止めに入った!! 

「やめろ!!二人とも!!!」 


イチロー「あなたは……」 

北島「あんたは……」 

─── 




410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 18:56:19.84ID:Qdyy5lSF0
─── 

室伏「くっ……何者だ! どうしてこんなことをする!」 

 最後の死力を尽くし、ハンマーを振るう室伏。 

長友「俺は……世界一になるんだ……!」 

 室伏が発生させた空間の次元断裂を避けながら、叫び返す長友。 

室伏「世界一……か……」 

 室伏の腕に、力がこもる。 
 血管が浮き、ビキビキと音を立ててエネルギーがみなぎっていく! 

室伏「その言葉には……負けられないな……!」 

室伏「僕は……金メダリストだ!!」 

長友「俺は……サイドバックだ!!」 

 二匹の怪物の、衝突! 
 決着が近い!そう思われたその時! 

「やめるんだ!!」 

 一人の男が止めに入った!! 

 その傍には、イチローと北島もいた!! 




423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 19:00:25.11ID:2NIbBMfR0
俺たち「学園都市……?」 




424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 19:00:43.83ID:Qdyy5lSF0
室伏「あなたは……」 

長友「あ、あなたは……」 

室伏「兄貴!」 

長友「アニキ!アニキじゃないか!」 

澤「全く……お前らは……」 

イチロー「……アニキには敵わないよ」フッ 

北島「さっすがアニキ~」 

澤「ふん、これだから男はバカなんだ」 

澤「……いいかい、争ってる場合じゃないんだ」 

澤「あいつが……動き出した!」 

─── 




429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 19:01:18.82ID:U3MqVi+50
なん..........だと............! 




443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/01(木) 19:04:49.13ID:Qdyy5lSF0
アレイスター「ぐ……貴様……何、も………」ガクッ 

羽生「………はぁ………詰めが甘いんですよ、詰めが」 

羽生「さて……」 

 ピッ 

羽生「何だ、皆おそろいじゃあないですか……」 

羽生「駒は揃った、という訳ですね」 

羽生「ふむ……」 

羽生「この世界の『対局』は、楽しめますかねぇ……」 


澤「………羽生め………見ているな……!!!」 


羽生「始めますか………」 

羽生「  お願いします   」  

  室伏達はどうなってしまうのか!! 
  地球の運命は!? 
  人類の未来は!? 
  澤達は、『名人』羽生に勝てるのか!? 
                           邂逅編・完  つづかない 
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